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大阪市府中学校給食補助金について

6月10日に大阪府から大阪府中学校給食導入促進事業補助制度の内容が公表されました。
すぐにホームページにアップされたので、既に読まれた方もいらっやると思います。
実に実情がよくわかっていらっしゃる方が書いたんだろうなあ。と想像させるものでした。
詳細が発表される前、対象のどの自治体も内容を気にして待っていたと思いますが、以前のスクールランチ等推進事業とは違い、ずいぶんと使い勝手の良いものになっています。中でも施設整備だけに使途を限定せず、消耗品などにも使えるようにしたところは、画期的なのでしょう。
それと、選択制給食を給食として認めます。とも読めるような書き方もされている。
「中学生の「食」の充実や、中学校給食を生かした教材として食育を進める観点からは全員給食が望ましい。
「実施主体である市町村において、最も効率的・効果的な実施形態・運営形態を導入する必用がある。」
「地域の実情に応じて、選択制の給食を実施する場合も本補助金の対象から除外しない。
など。
実はこれらがこの制度そのものではないか。と思える読み方もできる。
この補助金は5年間の債務負担行為にてなされるが、5年後は平成28年ではなく、平成27年なのである。
例えば給食センタ-を建設する場合、用地取得から設計、建築確認申請から建築、共用開始まで常識的に考えて3年から4年はかかるので、平成27年度中に共用を開始しようとすると、平成23年度中にはどうしても計画を終わらなければならない。しかも、来年度分国の交付金の県への申請時期はだいたい6月から7月ごろで、この補助金も10%は国でみてもらえ。と書いてある。今頃ああや、こうや。って言ってては到底間に合わない。
それかどっかの実積のある同規模の施設整備計画書をそのまんまコピーして出すか。誰の承認もないままではあるが、それならば間に合う。

そこで、すこし斜めから見この概要を見てみる。

このようにして1校あたり2.1億円の半額を補助すると言って出した概要であるが、事業計画作成の観点からいって27年度中には共用開始に無理があることは重々承知である。予算的にも小さい自治体でも10億円以上かかるし。でも、ちょっと待てよ。別にセンタ-や単独調理場を建てなければお金は出さない。とはどこにも書いていない。
つまり、重要なのは給食の提供方式ではなく、給食を始めることに意義がある。ということだ。府は最初から246億などという金は使わせる気などなかったのかもしれない。喫食率のそこそこある、そこそこ給食と呼べる選択制給食をイニシャルかけないでやりなさい。と言ってる。とも読めないだろうか。

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